■成分名

メマンチン

■商品名

メマンチン、メマリー

■規格

普通錠:5mg、10mg、20mg  OD錠(口腔内崩壊錠):5mg、10mg、20mg  ドライシロップ2%

■効能・効果

中等度及び高度アルツハイマー型認知症における認知症症状の進行抑制

■用法用量

通常、成人にはメマンチンとして1日1回5mgから開始し、1週間に5mgずつ増量し、維持量として1日1回20mgを経口投与する。

■副作用

めまい、眠気、イライラや興奮、食欲低下、便秘

■特徴

・高度のアルツハイマー型認知症に適応のある認知症治療薬は、メマンチンとドネペジルの2剤だけとなっています。特にメマンチンは、妄想や焦り、攻撃性といった認知症になったことによる二次的な症状(BPSDといいます)に対して効果があるといわれています。

・他の認知症治療薬とは効き方が異なるため、併用が認められています。

・投与開始から1か月以内にめまいや眠気が認められることがあります。副作用を抑えるため1日5㎎から徐々に増量していきます。