■成分名

エスゾピクロン

■商品名

エスゾピクロン、ルネスタ

■規格

錠剤:1mg、2mg、3mg

■効能・効果

・不眠症

■用法・用量

通常、成人にはエスゾピクロンとして1回2mgを、高齢者には1回1mgを就寝前に経口投与する。なお、症状により適宜増減するが、成人では1回3mg、高齢者では1回2mgを超えないこととする。

■副作用

・眠気、ふらつき

お車を運転される方や危険を伴う仕事をされる方は注意が必要です。

■特徴

・本剤は、ゾピクロンの成分のうち、催眠作用をもつ有効成分のみを抽出した薬です。そのため、用量あたりの催眠効果が高いとされています。今ではゾピクロンよりも本剤を使用する頻度のほうが高い印象です。

・特徴はゾピクロンと同じで短時間型睡眠薬となり、寝つきをよくする効果があります。また、作用時間が短いため、眠気が翌朝に残りにくいという特徴があります。

・副作用は、ベンゾジアゼピン系と比較して少ないとされていますが、依存や耐性には注意が必要ですので、急に服用を中止したり、極端に減量すると離脱症状(けいれん発作やせん妄、手の振え)を生じることがあります。

減量する際は医師の指示にしたがってゆっくり減量をしていく必要があります。

・金属のような味とも表現される苦みがあることが特徴です。服用直後には感じにくいですが、唾液中に苦みがでるので起床後に喉や鼻の奥に苦みを感じることが多いです。ただ、うがいや歯磨きで解消されることが多いです。